N-Boxとエブリ660BASE 車中泊ブログ NeOKwagon

車中泊(車)やドライブ、散策(キックスケーター、ウォーキング等)の記録

私が「軽キャンパーファン」な理由・・🚐 🚙 😊

6月22日(木) 写真の容量が余ったので・・

  今月はあまり出掛けるチャンスがなく、ブログの写真の容量も大幅に余りそうなので、ちょっと理屈っぽくなってしまうが、私が軽自動車にこだわりを持って乗っていることについて記してみることにしよう・・😊😊

  現在の我が家の車は、ホワイトハウスさんの「N-Box Neo ポップアップルーフ」と モッズファクトリーさんの「スズキ エブリ 660BASE」の2台構成。

 ↑ ホワイトハウス社製「N-Box Neo ポップアップルーフ

 ↑ モッズファクトリー社製「スズキエブリ 660BASE」

 どちらも「ガラパゴスキャンパー」と言っていいかな・・両方とも日本にしかないカテゴリーの軽自動車だ。ガラケーという言葉もほぼ使われなくなった今「ガラパゴス」を使うとしたら軽自動車なのではないだろうか。

 私が軽自動車にこだわる理由は・・・

1.幼少の頃、親戚のおじさんがピンク色の三菱ミニカのバン(もちろん360cc)を中古で買てきた。その当時は、父親の自転車の荷台に座布団をしばり付けて、母親の自転車と2台で近くまで遊びに連れて行ってもらった時代。多くの家庭では、自転車の泥除けには、ペンキで住所や名前が書いてあった。私にとっては自動車が家にあるなんてことは画期的なことだった。おじさんはミニカの左の後ろに白いペンキで住所を書いていたっけ・・😊😜その自動車に乗せてもらった私はもうワクワクドキドキ。とても嬉しかったのを今でも覚えている。従姉と助手席の取り合いだったなあ。しかも床には腐食して穴が開いていたっけ・・😅😅😅💦💦
 私にとって家に軽自動車がある生活のなんと素晴らしいことか、軽自動車のある生活がうんと贅沢に思えたのを今でも鮮明に覚えている。「三つ子の魂百まで」というが、まさにその通り❕❕私にとっての贅沢とは、日本の高度経済成長期に、一般家庭の生活を豊かなものにしてくれた「軽自動車のある生活」なのだ。自転車に分乗するわけでなく、家族4人が一緒に遠くまで出かけることができるようになった軽自動車。なんと素晴らしいことか・・・😊😊👍👍

2.諸外国をみても日本にしかない「軽自動車」という規格。まさに「ガラパゴス」。これがまたいいんだなあ。企業が生き残るためにはいたしかたないことだが、最近の車はどんどん大きくなっている。いわゆる3ナンバー。「プラス100ccの余裕」のコマーシャルが有名だったカローラも今では3ナンバー・・カローラという名前を変えた方がいいのではないだろうか?「隣の車が小さく見えま~す」なんてCMの流れていた「サニー カローラ戦争」の頃が懐かしい・・今、軽自動車は360ccの頃から比べたらとっても大きくなってはしまったが、それでもしっかり軽自動車の規格が存在している。OEMでオリジナルの軽自動車を無くしてしまったメーカーもあって残念な所もあるが、それでも軽自動車は「日本人のためだけ」に作っている車と言っていいのではないだろうか。軽自動車は、それぞれのメーカーが、決められた規格の中で英知を結集し、いかに用途に合った魅力的な車にするのかを考えてくれているような気がする。

3.軽自動車はそれぞれ特徴を持った、まさに「ものづくり日本」的な、発想豊かな乗り物だ・・商用車からスポーツカーまで、限られた規格の中でしっかり自己主張をしているのがまたいい・・😊😊👍例えばスポーツトラックと言われた「ホンダT-360」や最近ではもう製造はしていないが、農道のポルシェと言われた「スバルサンバートラック」、さらには「スズキアルトワークス」・・・さらに私は「和製エルカミーノ」と呼んでいる「スズキマイティボーイ」、ダイハツの「ミラターボ」や「カプチーノ」「AZ-1」「コペン」などの2シーター、そして忘れてはいけないのが、新車がたった47万円で購入できた初代「アルト」。まだまだ特徴的なものはある。ワンボックスもコスミックルーフ付きの「アトレイ」、ダブルサンルーフ付きの「アクティストリート」、エアロの付いた「エブリPSターボ」、RRで四輪独立懸架の「スバルサンバー」、ミッドシップの「ホンダバモス」、スーパーハイト系の先駆け?「三菱ミニカトッポ」など・・・他にも360cc規格の頃には、歴史に残る特徴的な軽自動車は数多く存在した。

 ↑ 最初に買った軽自動車「ホンダ ライフ」 良く回るエンジンだったなあ・・

 ↑ 「マイティボーイ」 運転席の後ろのスペースが何気に便利だったな・・🚚 🚚

↑ 「エブリPSターボ」高速では会話がままならないほどのエンジン音だった・・💦💦

 ↑ 「ミニカトッポ」頭上の空間がなんとも不思議な感じがした・・・😊😊👍

 ↑ 「ミラターボ」速さにビックリ 😲 😲 関スポが流行っていてステッカーを・・

 ↑ 「クオーレ」赤はターボ、白はノンターボ。静寂性はかなり進歩・・走りもバッチグー。流行っていたので、後付けサンルーフも付けたっけ・・・😊😊👍👍

 ↑ 「ホンダライフ」は360ccから2台目。K&Nのエアクリに替えたら素晴らしいサウンド 😲 バモスは3気筒だったけど高回転でもさほどエンジン音は気にならなかった、そしてエッセはトップヒューエルのエアチャンバーの音がまた良し・・・😊😊👍👍

 他にも、御多分に漏れず大流行した初代の「ワゴンR」や「アルト」など何台かの軽自動車を乗り継いだ。

 とまあ、こんな理由で軽自動車にこだわりを持って乗っている。とは言え、子育て真っただ中の頃はレクヴィさんの「サライ」やビークルさんの「フユーチャー」に載っていた時期もあったが・・・それでもその頃も軽自動車は傍らにあったなあ・・

 ↑ レクヴィさんの「サライ」とビークルさんの「フユーチャー」


 以上が私が軽自動車にこだわる大きな3つの理由だ。退職の年度に妻とも「老後の過ごし方を考えなくてはね」という話になって、車の運転も好きだし、いざという時には寝泊りできる車を購入して、旅行するのも1つの選択肢だねということになった。退職後はもちろん収入は減る一方だし、今が車を買い替えるチャンスだろうということで車探しが始まった。その当時は初代のN-Boxプラスに載っていて、もう10万キロ近くになっていたのでちょうど買い替え時だった。道の駅もどんどん充実しており、旅行の途中で休憩・仮眠なんかもしやすい環境が整いつつあった。若いころのようにアウトドアをまた始めるというよりは、旅行が主な使用目的。宿を予約すると天候が悪くても行かざるを得ないという状況は避けたいなと考えていた。そこで出会ったのが「N-Box Neo ポップアップルーフ」だった。

 N-Box Neo のベッドキットは、ホワイトハウス製のものはやめて、島田商事さんのベッドキットを選んだ。ベッド下のスペースもでき、寝具なんかも収まる・・👍👍しかも、ただ置くだけの簡単設置。4人乗車の際には簡単に取り外せて、ベッドキットをおろしてしまえば、普通のN-Boxと何ら変わりはないので、大変気に入っている。ターボ車なのでN-Box Neo の走りは素晴らしい・・・😊😊👍👍 遠出をしても何のストレスもなく走ってくれる。就寝時も、上に1人下に1人なので、就寝スペースはバッチリだ👍2泊以上の遠出の際にはまこと便利な車だなあと感じている・・・😊😊

 ただ、退職間際の年度末、新型コロナが発生。ホテルに泊まってなんてことは問題外。県をまたいでの旅行も制限され、県内でも旅行先のレストランでの食事も避けたい状況になってしまった。それでも三密を避けた車での旅行は何となくOK。購入したタイミングは良かったな・・・😊😊
 しばらくは、宿泊施設に泊まることは大いに不安。そんな中「マイクロツーリズム」という言葉が流行り出して、近場で今までに行ったことがなかった場所や、以前に訪れた場所の魅力再発見というような旅行形態が流行り出す。N-Box Neo ポップアップルーフは旅行用が主な使用目的だったので、マイクロツーリズム向けではない。日帰りの旅が増える中、車内での食事や、出先での休憩やレジャーに便利な車が欲しいなあということに・・そこで出会ったのがモッズファクトリーさんの「スズキ エブリ 660BASE」。もう一台の通勤用に使っていたN-Boxを買取に出し、思った以上の値が付いたので、車中飯もでき、電装関係もしっかりとしていて、しかも横座りソファー式で足が下せる内装の「エブリ660BASE」を購入した。

 ↑ この3WAYのテーブルがとても便利・・・😊😊👍👍

 ↑ 電氣関係のスウィッチ関係もお洒落でとても気に入っている・・・😊😊👍

 ↑ この引き出し式テーブルも何気に便利・・・😊😊

 ↑ 車中飯や車中カフェには程よい大きさのテーブルと助手席シートバックテーブルがまた便利だ・・☕ 🍺 🍱

 ↑ もちろん、2人なら十分就寝できる・・・(-_-)zzz

 ↑ 良い景色を眺めながらのランチタイムは格別・・・😊😊👍👍

 我が家が買い替えの車を選ぶ条件は、年を取ってきたので、お座敷スタイルではなく車中飯や車中カフェの時などには足が下せること、そして、日帰りの時にはベッドマットなどの移動がなく、ただ後ろに人間だけが移動すれば居住空間が出来上がっていることだったので、対面式のダイネット展開の軽キャンピングカーも出始めてはいたが、横座り式が条件にはピッタリだった。その当時は660シリーズに「BeTRIP@660」は無かった。今だったら当然「BeTRIP@660」とどちらにするのか悩んでいたのだろうなあ・・ とはいえ、エアコンや太陽光パネルインバーターにポップアップ式スライドドア窓などオプションを考えると、収入が減っていく私たちには「BeTRIP@660」は予算オーバーになってしまうんだろうが・・・💦💦💦

 写真のように、後ろのベッドマットのサイズを20cm詰めてもらったものを用意して、20cmのスペーサー的なマットを自作した。標準のベッドマットだと、ダイネット状態にしたままでは、運転席が前すぎて運転できない。セカンドシートの沈み込みがあるので、沈まないようにイレクターパイプと家にあった板の端材で台座を作成して、沈み込みは解決した。これで日帰りで出かけるときは、ベッドの台座をセットすることなく、運転席も前に移動させず、昼食場所に着いたらただ後ろに移動するだけだし、コンビニ弁当などを食べる時にも手間いらずで大変便利になった。最初から後ろのベッドマットを1枚だけ70cmと20cmで作ってもらえばよかったなあと、これだけは今反省している。最近もキャンピングカーショーには出かけているが、対面式のダイネット展開の軽キャンパーが出てきている。ただ、走行状態から対面式ダイネット展開にするには、「660BASE」 のようにワンアクションとはいかず、多少手間がかかるものがほとんどだ。我が家のような使い方には、車を停めたらあとは後ろの居住空間に移動するだけという、660BASEのような使い勝手が一番ありがたい。

 そして何と、助手席背面テーブルの上にこのマットを置くとまさにシンデレラフィット ❕ ❕ ❕ 隙間なくぴったりと収まった・・・👍👍😊😊 もう少しテーブルの高さを低くすれば完璧 😊 これでベッド長は249cm ❕ ❕ ❕ 車中泊の際には頭の位置をずらして就寝が可能だ・・・😊😊👍👍 全くの自己満足の世界だけど、私にとっては老後の楽しみ・・また使いやすいエブリ660BASEとなった・・

 以上のようなことから、私たちにとっては「エブリ660BASEを買っての満足度」はほぼ100%といえる・・・😊😊👍 でもやっぱり少しだけ「BeTRIP@660」が気になるなあ・・・😊😊 標高の高い所で車中泊すれば必要ないが、これだけ12Vで作動するエアコンが新型のキャンピングカーに設置されると、やっぱりエアコンも欲しくなってしまう・・・💦💦💦

 行動制限もなくなり、新型コロナも5類となった。ただ、コロナの影響力が弱まったわけではないのでもちろん注意はしなくてはならない。まだ、我が家ではマイクロツーリズムが続いているが、これからは遠出も増えてくるだろう。この2台の性格の違う軽キャンパーをうまく活用して生活を楽しみたい。

私にとっての「軽自動車のある生活」・・・最高・・・😊😊👍👍